手帳の表紙やちょっとした文房具をデコりたくて、あの立体感のある「ぷくぷくシール」(中にスポンジが入っているような厚みのあるシール)が無性に欲しくなった。
ネット通販で探せば可愛いものがいくらでもあるのだが、1シート300円〜500円前後に加えて送料がかかる。たかがスポンジ挟んだシール1枚にそこまでお金を払うのもなんだか負けた気がして、自転車を飛ばして近所の100円ショップを巡ってみることにした。
検索すると「ぷくぷくシール どこに売ってる」という疑問に対して「ダイソーにある」という情報が真っ先に出てくる。だが、実際に足を使って複数の店舗を回ってみると、売り場の実情もクオリティも店ごとに全く違っていた。
結論から言ってしまうと、デザインセンスと触感の良さで頭ひとつ抜けていたのはセリアだ。ただし、使う場所や目的によってはダイソーやキャンドゥの方が向いている場合もある。実際に買ってみて分かったリアルな売り場の罠や、使ってみてイラッとした点まで、包み隠さず書いておきたい。
1件目:期待して行ったダイソーでいきなり出鼻をくじかれた話
まずは一番店舗が大きい駅前のダイソーへ向かった。「まあダイソーに行けば何種類か置いてあるだろ」と高を括っていたのだが、これが大きな間違いだった。

文具コーナーのシール棚をどれだけ探しても、置いてあるのは平たいマスキングテープ素材のステッカーや、スケジュール帳用の薄いシールばかり。棚の前で10分ほど怪しく往復してしまった。
諦めきれずに品出しをしていた店員さんに「立体の、押すとぷくぷくしているシールってどこにありますか?」と尋ねてみた。すると案内されたのは文具コーナーではなく、キッズ向けのおもちゃ・知育グッズ売り場と、その裏にあるキャラクターグッズの棚だった。
なるほど、ダイソーにおいてぷくぷくシールは「文具」ではなく「子供向けのおもちゃ・キャラ物」という扱いらしい。
実際に並んでいたのは、サンリオやディズニー、あとは着せ替えごっこができるような女児向けのシールシートだった。
- 価格:110円(税込)
- 触感:押すと「ふわっ」と潰れてスッと戻る軽いスポンジ感。
- デザイン:キャラクターの存在感が強い。
子どものごほうびシート用や、キャラ好きの人なら大満足だと思う。ただ、大人が自分の手帳やペンケースにさりげなく貼るには、少し派手すぎるというか「幼さ」が目立ってしまう印象だった。枚数がたくさん入っているのは魅力的だったけれど、今回は一旦見送ることにした。
2件目:車を走らせて行ったセリアで「これこれ!」となる
ダイソーで不完全燃焼だったため、そのまま車を走らせて郊外のセリアへ移動した。セリアは昔からデザイン系の文具に強いイメージがあったが、期待は裏切られなかった。

文具コーナーの「デザインシール」が吊り下げられているフック棚を覗くと、普通のおしゃれなステッカーに混ざって、目当てのぷくぷくシールがひっそりと並んでいた。
見た瞬間に「あ、これだわ」と心の中でつぶやいてしまった。
デザインがとにかく大人向けで洗練されている。レトロな喫茶店のクリームソーダやプリンのモチーフ、くすみカラーのくまのイラスト、韓国風のニュアンスグラフィックなど、大人女子の手帳デコにそのまま使えるものばかりだった。
- 価格:110円(税込)
- 触感:密度の高い「むにっ」とした重ための弾力。
- クオリティ:100円にありがちな印刷のフチのズレがほとんどない。
シート全体の厚みもしっかりしていて、表面のビニール素材と中のスポンジがぴっちり密着している。指で押した時の沈み込み方が一番気持ちよくて、気づけばクリームソーダ柄とくま柄の2枚を買い物かごに入れていた。
3件目:帰り道のキャンドゥで見つけた、妙にクセのある名作
セリアで目当てのものは手に入ったのだが、ついでなので帰り道にあるスーパーの2階に入っているキャンドゥにも寄り道してみた。

店舗自体がかなり小さいため、シール売り場もフック2本分くらいしかない。さすがにここにはないかと思いきや、1種類だけものすごい存在感を放っているものがあった。
リアルな食パンやクロワッサンが並んだ、食べ物モチーフのぷくぷくシールだ。
ツヤツヤしたビニール感のあるセリアやダイソーのシールとは違い、表面が少しマットに加工されている。焦げ目のグラデーションが無駄にリアルで、触ると「シュボッ」と空気が抜けるような独特の手触りがある。
誰向けに作ったんだこれ、と思いつつも、そのシュールな可愛さに負けて思わず購入してしまった。キャンドゥは店舗によって品揃えの波が激しいけれど、たまにこういう変なこだわりが詰まった商品が紛れ込んでいるから面白い。
売り場で迷わないための教訓
今回3店舗をハシゴして痛感したのは、「ぷくぷくシールは売り場が統一されていない」ということだ。

もし100均に行って見つからないときは、以下の3箇所を順番に探してみてほしい。
- 文具・デザインシールコーナー(セリアやキャンドゥはここが多い)
- キッズ・知育おもちゃコーナー(着せ替えシール等の近く)
- キャラクターグッズ売り場(サンリオやディズニーのフック棚)
文具コーナーだけを見て「売ってないや」と諦めて帰ってしまうのはすごくもったいない。ダイソーの場合は特におもちゃ・キャラ物コーナーへ直行するのが正解だと思う。
実際にノートやPCに貼って過ごしてみた(良かった点と不満点)
買って満足して終わるのもアレなので、セリアで買ったクリームソーダのシールとキャンドゥの食パンシールを、実際に手帳の表紙、手芸用のペンケース、そしてノートPCの天板に貼って2週間ほど過ごしてみた。
良かった点:圧倒的な癒やし効果
一番のメリットは、やっぱりこの立体感と触感だ。
仕事中に考え事をしている時や、作業に行き詰まった時に、手帳の表紙にあるクリームソーダを指でむにむに押してしまう。平たいシールにはない「触覚の癒やし」があるのは想像以上に良かった。
また、手帳の表紙に1枚貼るだけで一気に存在感が出る。他のステッカーと重ね貼りしなくても、これ1枚でデザインが完成するのは手軽でいい。
不満点:日常使いで分かった地味なストレス
一方で、「これは失敗したな」と思った点もいくつかある。
まず、摩擦に弱いということ。
ノートPCの天板に貼ったシールは、リュックのパソコン用ポケットに出し入れするたびにフチが擦れてしまった。立体で厚みがある分、カバンの生地に引っかかりやすいのだ。1週間ほど経った頃には、端っこから少し浮いてきてしまった。
そしてもう一つが、側面のホコリ問題。
ぷくぷくシールは厚みがあるため、側面に粘着剤がわずかにみ出していることがある。黒いキャンバス地のエコバッグの中に手帳を入れて持ち歩いていたら、シールの周囲に黒い糸くずやホコリがびっしりと付着してしまった。粘着面にホコリが絡まると綺麗に取るのが難しく、フチが黒ずんで見えてしまうのがかなり残念だった。
水気にも注意が必要だ。一度、結露したペットボトルの横に手帳を置いてしまった際、シールの側面のスポンジ部分から水が染み込んでしまったらしく、翌日には粘着力が一気に落ちて剥がれ落ちてしまった。水筒やスマホケースなど、水や摩擦に晒される場所には絶対に貼らない方がいい。
ぷくぷくシール は共通の代替品をAmazonと楽天で探す
100均で希望のデザインが見つからない場合や、一度にまとまった数が欲しい時は、Amazonや楽天などのネット通販で代替品を探す手もある。店頭よりも枚数が多いセット商品や、特定のキャラクターに特化したものが手に入りやすい。
| 商品名 | 入数 | 主な取り扱いEC |
| 3Dシール ぷくぷく 6枚セット | 6枚 | Amazon / 楽天 |
| ぷにぷにシール 4枚セット | 4枚 | Amazon / 楽天 |
| ぷくぷくシール ラブブ 福袋 4枚 らぶぶ | 4枚 | Amazon / 楽天 |
3Dシール ぷくぷく 6枚セット
枚数が多くバリエーションも豊富なため、手帳やノートの大量デコ、子どもへのごほうび用として使い勝手が良い。様々な柄がまとまって届くので、100均で何回も買い足す手間を省きたい時に向いている。
- Amazonで探す:Amazon商品ページ
- 楽天で探す:楽天市場商品ページ
ぷにぷにシール 4枚セット
使い切りやすい4枚組で、普段使う文房具や手芸小物のワンポイントアクセントに向いたセット。ほどよい数量感なので、ちょっとしたプレゼントや友達同士でのシェアにも重宝する。
- Amazonで探す:Amazon商品ページ
- 楽天で探す:楽天市場商品ページ
ぷくぷくシール ラブブ 福袋 4枚 らぶぶ
特定の人気キャラクター「ラブブ」のデザインで揃えられた4枚入りのパック。コレクション要素が強く、手帳の表紙や身の回りの持ち物を好きなキャラ一色で揃えたい時に活躍する。
- Amazonで探す:Amazon商品ページ
- 楽天で探す:楽天市場商品ページ
結論:結局どこで買うのが一番満足できるか?
自分の体験から言うと、答えはこうなる。
- 大人っぽい手帳デコや触感を楽しみたい ➔ セリア一択
- 子ども用に枚数が欲しい・キャラ物がいい ➔ ダイソー
- ちょっと変わったシュールな柄を探したい ➔ キャンドゥ
110円でこのクオリティなら、文句を言ったら罰が当たるレベルではある。
ただ、どこに貼るかは慎重になった方がいい。カバンの中で頻繁に擦れる場所や水回りを避けて、部屋で使うノートの表紙や、濡れないデスクの小物立てなどに貼っておくのが、一番綺麗に長持ちさせるコツだと思う。
個人的には、セリアのクリームソーダをノートの隅に貼り、作業中にむにむに押してストレス解消にする使い方が一番しっくりきている。気になっている人は、まずはセリアの文具棚を覗いてみてほしい。